こんにちは。株式会社リフォーメスト新居浜・西条統括店 野口です。
前回のブログでは、浴室リフォームの現地調査で、私たちリフォームアドバイザーがどのようなところを確認しているのかについてお話ししました。
今回はその続きとして、リフォーム工事における「現地調査」と「ヒアリング」の重要性について、少しお話ししたいと思います。

リフォームは「商品を買う」のとは少し違います
リフォーム工事は、家電製品などのように、商品を選んで購入すればそのまま使えるというものではありません。
同じ商品を取り付ける場合でも、ご家庭の建物や設備の状況によって、必要になる工事内容が変わってきます。
例えば浴室のリフォームであれば、
・現在の浴室は在来浴室なのか、ユニットバスなのか
・水道は上水道なのか、地下水を利用しているのか
・太陽熱温水器などの付帯設備があるのか
・現在どのような給湯器を使用しているのか
・電気の容量や分電盤の空き状況はどうなっているのか
・新しい浴室が現在のスペースに納まるのか
・納まらない場合は浴室を広げる必要があるのか
など、さまざまなことを確認する必要があります。
場合によっては、浴室を室内側に広げるのか、増築するのか、それ以外の方法を検討するのかなど、建物の状況に合わせて考えていく必要があります。
さらに、工事当日のことを考えると、作業スペースや職人さんの動線、材料の搬入経路、駐車場の確保なども確認しておかなければなりません。
前回のブログでもご紹介しましたが、現地調査では、このようにさまざまな情報を確認しています。
もちろん、これらは見積りを作成するためにも必要な情報ですが、それだけではありません。
実際に工事をご依頼いただいた場合には、工事を安全かつスムーズに進めるためにも必要になってくる情報です。
だからこそ、現地調査はリフォーム工事を始めるうえで、とても重要な作業だと考えています。

ただ、現地調査だけでは十分ではありません
では、建物の状況を細かく調査すれば、それだけでご家庭に合ったリフォームをご提案できるのでしょうか。
私は、そうではないと思っています。
そこで大切になるのが、私たちが普段「ヒアリング」と呼んでいる、お客様のお話を伺うことです。
お客様がどのようなリフォームを希望されているのか。
現在の住まいで何に困っているのか。
どのような生活をされているのか。
ご予算はどのくらいを考えているのか。
工事の時期や希望する工期はあるのか。
こうしたことをできるだけ詳しくお伺いし、その内容を実際のご提案に組み込んでいきます。

同じような家でも、ご提案は同じではありません
例えば、建物の状況がよく似た2つのご家庭があったとしても、住んでいる方が変われば、ご提案内容も変わってくるのは当然だと思います。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭なのか。
ご年配の方がいらっしゃるご家庭なのか。
家族みんなで使うのか、それとも少人数で使うのか。
お風呂を使う時間帯や頻度はどうなのか。
掃除のしやすさを重視するのか、暖かさを重視するのか、浴槽の大きさを重視するのか。
同じ「お風呂を新しくしたい」というご要望でも、お客様によって大切にしたいポイントは違います。
だからこそ、私たちは現地の状況だけを見るのではなく、お客様のお話もしっかりとお聞きすることを大切にしています。

「現地調査」と「ヒアリング」の両方が大切
リフォームでは、建物や設備の状況を確認する「現地調査」と、お客様のご要望や暮らし方をお伺いする「ヒアリング」。
この2つがそろって、初めてそのご家庭に合ったリフォームをご提案できるのだと思います。
「こんなことを言っても大丈夫かな?」
「まだ具体的に決まっていないけど相談していいのかな?」
と思われることもあるかもしれません。
最初からすべてをきれいにまとめていただく必要はありません。
ただ、現在困っていることや、こうしたいと思っていること、予算や時期など、できるだけご要望をお聞かせいただけると、よりご家庭に合ったご提案につなげやすくなります。
リフォームを検討される際は、商品のことだけではなく、「今の暮らしで何に困っているのか」「これからどんな暮らしをしたいのか」も、ぜひお聞かせください。
私たちは、実際の住まいの状況とお客様のお話の両方を大切にしながら、そのご家庭に合ったリフォームをご提案できるよう心がけています。