こんにちは。株式会社リフォーメスト新居浜・西条統括店 野口です。
今回は、浴室リフォームをご検討されているお客様のところへ現地調査に伺った際に、私たちリフォームアドバイザーがどのようなところを確認しているのかをご紹介したいと思います。
「お風呂を新しくしたい」と思ったとき、まずショールームへ行って商品を選ぶイメージを持たれる方も多いと思います。
しかし、実際にはその前に確認しておかなければならないことがたくさんあります。
特に、在来工法の浴室からシステムバスへリフォームする場合は、現在の建物や設備の状況によって施工方法やご提案できる商品が変わることがあります。
まずは建物の構造を確認します
在来浴室の場合、まず確認するのが建物の構造です。
木造なのか、鉄骨造なのか、鉄筋コンクリート造なのか、軽量鉄骨なのか。
また、ツーバイフォー工法など、建物のつくりによっても解体や施工方法が変わってくる場合があります。
「昔の家だから図面なんて残っていないよ」
というお客様もご安心ください。
図面がなくても、現地で確認できることはたくさんあります。
実際の建物の状態を確認しながら、どのような工事が可能なのかを一つずつ確認していきます。

水道や給湯設備もしっかり確認
次に確認するのが、水道や給湯設備です。
一般的には市の上水道を利用されているご家庭が多いですが、新居浜市・西条市・四国中央市などでは、地下水を利用されているご家庭もあります。
給湯設備についても、エコキュート、電気温水器、石油給湯器、ガス給湯器など、ご家庭によってさまざまです。
また、給湯器には、蛇口からお湯を出す「給湯専用」のタイプだけでなく、浴槽にお湯を張る「オート」や「フルオート」と呼ばれるタイプもあります。
浴槽に給湯用の循環口が設けられている場合は、現在どのような給湯方式になっているのかを確認します。
太陽熱温水器を利用されているご家庭もあります。
このように、現在どのような設備を使っているのかを把握することは、新しい浴室を計画するうえで重要なポイントになります。
電気設備も忘れてはいけません
浴室リフォームでは、水道や給湯だけでなく、電気設備の確認も必要です。
分電盤の位置や浴室との距離、現在の電気容量、漏電ブレーカーを組み込む際の空き状況などを確認します。
浴室の照明や換気扇、暖房機などを新しく設置する場合には、電気配線をどのように施工するかも考えておかなければなりません。
「新しいお風呂を入れれば終わり」ではなく、既存の設備との関係まで確認しておくことが大切です。

浴室では「寸法」だけではありません
もちろん、浴室の間口・奥行き・高さなどの寸法は基本的な確認項目です。
しかし、それだけではありません。
洗い場の寸法、浴槽の深さや大きさ、浴室内の段差なども確認します。
特に介護保険を利用した住宅改修などが関係する場合には、現在の浴室の状況をより細かく確認する必要があります。
さらに、窓の位置や大きさ、天井・壁・床の材質、既存の照明器具や換気扇、後付けされた暖房機など、浴室内にある付帯物についても確認します。
換気扇の開口部の位置や高さなども、新しいシステムバスを納める際には重要な情報になります。
また、電気配線がどこから来ているのか、解体時に問題がないか、そして解体した後に新しい浴槽がきちんと納まるのかなど、完成した状態をイメージしながら現地を確認していきます。

脱衣場も一緒に確認します
浴室リフォームでは、浴室だけを見て終わりというわけにはいきません。
システムバスへの交換では、脱衣場側の壁や床、天井などに影響する場合があるため、脱衣場の寸法や現在の状態も確認します。
浴室と脱衣場を一体として考え、工事後にどのような仕上がりになるのかをイメージしながら調査を行います。

最後は「お客様のお話」をしっかり聞きます
そして、現地調査でとても大切なのが、お客様へのヒアリングです。
現在のお風呂で何に困っているのか。
「冬場が寒い」
「浴槽が狭い」
「掃除が大変」
「段差が気になる」
「家族みんなで使いやすくしたい」
など、お客様によってお悩みはさまざまです。
何人で使用されるのか、普段どのようにお風呂を使われているのか、将来的にどのような使い方をしたいのかなど、できる限りお話を伺います。
ここで、リフォームの具体的なご要望だけではなく、ご家族のお話や、これまでのお風呂での思い出を聞かせていただくこともあります。
お風呂には、ご家族の思い出があります
長年使われてきたお風呂には、ご家庭ごとの歴史があります。
「子どもが小さい頃は、こうやって一緒にお風呂に入っていた」
「若い頃に家を建てたとき、このお風呂にはこだわったんです」
そんなお話を、リフォームの打ち合わせの中で聞かせていただくこともあります。
私たちにとっては、これから新しくする浴室の一つかもしれません。
しかし、お客様にとっては、長い年月をご家族と過ごしてきた大切な場所です。
だからこそ、単に「新しいお風呂をご提案する」というだけではなく、これまでの暮らしや、これからの暮らしにも思いを巡らせながらご提案することが、リフォームアドバイザーとして大切なのだと思っています。
そう考えると、長年使われてきた浴室に手を加える仕事は、決して簡単なものではありません。
お客様の大切な思い出が詰まった場所をお預かりする仕事だからこそ、私自身も身が引き締まる思いで現地調査に伺っています。
現地を知ることから、リフォームの提案が始まります
このように、浴室リフォームの現地調査では、建物の構造、水道・給湯設備、電気設備、浴室や脱衣場の寸法、既存の設備、そしてお客様のご要望まで、一つひとつ確認していきます。
こうして集めた情報をもとに、初めて「このご家庭にはどのような浴室が合うのか」という具体的なご提案につながっていきます。
浴室リフォームは、カタログやショールームだけでは分からないこともたくさんあります。
だからこそ、私たちは現地をしっかり確認し、現在の状態とお客様のご希望の両方を踏まえたうえで、ご家庭に合ったリフォームをご提案することを大切にしています。
次回は、実際に浴室を解体した後に分かることや、施工中にどのような点を確認しているのか、現場でどんな工夫をしているのかについてもご紹介したいと思います。
「うちのお風呂もそろそろリフォームしたいけど、何から始めればいいの?」
そんな場合も、まずはお気軽にご相談ください。
株式会社リフォーメストでは、浴室・洗面・トイレなどの水まわりリフォームから、住宅全体のリフォームまで対応しています。