リビングに市販の半畳畳を敷いていましたが、歩くと畳が動いてしまったり、畳の端に足を引っかけたりすることがあり、使いにくさを感じていらっしゃいました。
畳も古くなってきたため、単純に新しい畳へ交換するだけではなく、畳が動かず、歩行時にもつまずきにくい、使いやすい畳スペースにしたいとのご相談をいただきました。
今回は、畳を新しくするだけではなく、畳を固定するための「畳寄せ」を大工工事で造作しました。
通常、畳スペースを小上がり風に仕上げる場合は、周囲を段差のある形にすることもあります。
しかし今回は、足を引っかけたり、つまずいたりすることをできるだけ避けたいというご要望があったため、畳寄せを通常の段差ではなく、緩やかなスロープ状に加工しました。
また、一般的な畳は30~50mm程度の厚みがありますが、今回は特注で厚さ15mmの畳を採用。
畳を薄くすることで、スロープ状に加工した畳寄せの幅を抑えながら、周囲の床との納まりを整えています。
市販の畳をそのまま敷くのではなく、実際の使い方や既存の床との関係まで考えて、畳・畳寄せ・床の高さを一体で調整しました。
畳をしっかりと納めることで、歩いた際に畳が動きにくくなり、以前よりも安心して使用できる畳スペースになりました。
畳寄せもスロープ状に加工したことで、周囲との高低差をなだらかにつなぎ、足を引っかけたり、つまずいたりするリスクにも配慮しています。
今回のように、既製品を購入して設置してみたものの「思ったように使えない」「微妙な段差が気になる」といったケースでも、現場の状況に合わせて造作や加工を行うことで改善できる場合があります。
「こんなことでも相談していいのかな?」という小さなお困りごとも、お気軽にご相談ください。
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