こんにちは。株式会社リフォーメスト新居浜・西条統括店 渡部です。
今回は、リビングに敷いていた市販の半畳畳を、より安全で使いやすくするために施工した事例をご紹介します。
今回のお客様は、リビングに市販の半畳畳を敷いていましたが、畳が歩行時に動いてしまったり、端に足を引っかけたりすることがあり、少し使いにくさを感じていらっしゃいました。
また、畳自体も古くなってきたことから、「何か良い方法はないか」とご相談をいただきました。

【施工前写真】
施工前は、市販の半畳畳をリビングの一角に敷き詰めている状態でした。
一見するときれいにまとまっているように見えますが、畳が固定されていないため、歩いたときに動いてしまうことがあります。
また、畳の厚みと周囲の床との間にできるわずかな段差も、足を引っかけたり、つまずいたりする原因になる可能性があります。
そこで今回は、単純に新しい畳へ交換するだけではなく、畳を敷く部分そのものを加工して、使いやすくする方法をご提案しました。
畳を固定する「畳寄せ」をスロープ状に加工
今回は大工工事も行い、畳を固定するための「畳寄せ」を造作しました。
通常、このような畳スペースをつくる場合は、畳の周囲を段差のある小上がりのように仕上げる方法もあります。
しかし今回は、足を引っかけたり、つまずいたりすることをできるだけ避けたいというご要望がありました。
そこで、畳寄せを通常の段差ではなく、緩やかなスロープ状に加工しました。
これにより、畳スペースと周囲の床との高低差をなだらかにつなぎ、歩行時に足を引っかけにくい形にしています。
畳の厚みも特注で調整しました
今回もう一つ工夫したのが、畳そのものの厚みです。
一般的な畳は30mm~50mm程度の厚みがありますが、今回は特注で厚さ15mmの畳を採用しました。
畳を薄くすることで、畳寄せをスロープ状に加工する際にも必要な幅を抑えることができ、限られたスペースの中でも納まりを整えやすくなります。
単純に「薄い畳に交換する」というだけではなく、畳寄せの形状と合わせて全体を調整することで、今回のお客様の使い方に合った畳スペースに仕上げました。

【施工後写真】
施工後は、畳寄せで畳をしっかり納めた小上がりスペースとなりました。
見た目を整えるだけではなく、畳が動きにくくなり、周囲との段差もスロープ状にすることで、以前よりも使いやすい空間になっています。
今回のように、市販品を購入して設置してみたものの、
「思ったより動いてしまう」
「微妙な段差が気になる」
「もう少し使いやすくしたい」
というケースもあると思います。
リフォームでは、既製品をそのまま使うだけではうまくいかない場合もあります。
そのようなときには、既存の住宅の状態や実際の使い方を確認しながら、必要な部分を加工したり、別の方法をご提案したりすることで解決できることがあります。
「こんなことでも相談していいのかな?」という小さなお困りごとでも大丈夫です。
株式会社リフォーメストでは、経験豊富なアドバイザーが現場の状況やお客様の使い方を確認しながら、できるだけ使いやすい方法を一緒に考えます。
住まいの中で気になっていることがありましたら、お気軽にご相談ください。