こんにちは。株式会社リフォーメスト新居浜・西条統括店 野口です。
これまでのブログでは、浴室リフォームの現地調査やヒアリング、実際によくあるお悩み、ショールームでの商品選びについてお話ししてきました。
今回は、少し視点を変えて、「そろそろお風呂をリフォームしたほうがいいのかな?」と思ったときに、一度考えてみてほしいことについてお話しします。
浴室リフォームを考えるきっかけは、ご家庭によってさまざまです。
私が実際にお客様からお話を伺っていると、特に多いのは、
① 清掃性
② 寒さ
③ 使い勝手
④ デザイン
⑤ 古さ
⑥ 介護
このあたりではないかと思います。
もちろん、これ以外にもいろいろあります。
今回は、この6つについて少し掘り下げてみます。
①「掃除が大変」
浴室の掃除については、毎日お掃除されている方が一番よく分かっていると思います。
何度こすっても取れないタイル目地の汚れ。
何度掃除して洗剤を流しても、どこからともなく上がってくる嫌な臭い。
「これは汚れなのかな?」と思うような、浴槽にこびりついた変色の跡。
カビが気になる窓まわりや、入口まわりのパッキン。
照明カバーの上にたまった水分によって、ガチガチに固まったホコリの塊。
毎日使っているからこそ、気になるところはたくさんあると思います。
最近のシステムバスでは、汚れが付きにくい素材や、お掃除しやすい形状など、メーカーごとにさまざまな工夫がされています。
「掃除が大変だからリフォームしたい」という方は、商品を選ぶときにデザインだけではなく、お掃除のしやすさにも注目してみてください。
②「お風呂が寒い」
夏場はそれほど気にならなくても、冬場になると嫌でも思い出すのが浴室の寒さです。
お風呂に入る前から、
「寒いところに行かないといけないな……」
と、少し身構えてしまうことはありませんか?
浴室の寒さについては、これまでもお話ししてきたように、システムバスへのリフォームや窓の断熱、浴室暖房機など、いくつかの方法があります。
特に、暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室へ移動するときには、急激な温度変化による身体への負担にも注意が必要です。
いわゆる「ヒートショック」と呼ばれるものですね。
「ヒー!ショック!」
……すみません(笑)。
冗談はさておき、冬場の浴室や脱衣所の温度差は、健康面でも気を付けたいポイントです。
四国は比較的温暖な地域ですが、住宅の断熱については、昔の建物と現在の住宅では考え方が大きく変わってきています。
浴室だけでなく、脱衣所やトイレ、廊下など、暖かい部屋から急に寒い場所へ移動するところは、温度差を小さくすることも大切です。
「冬のお風呂がつらい」と感じている方は、一度ご自宅の浴室や脱衣所の環境を見直してみるのもよいと思います。
③「使い勝手が気になる」
毎日使っているものは、多少使いにくくても慣れてしまうものです。
「今までずっとこうだったから」
と、そのまま使い続けている方も多いのではないでしょうか。
でも、改めて考えてみると、
「本当にこのままでいいのかな?」
と思うところが出てくるかもしれません。
例えば、
・今は開き戸や折れ戸だけど、将来のことを考えて引き戸にしたい
・浴室暖房機を付けたい
・もっと明るい浴室にしたい
・小物を置ける場所を増やしたい
・シャワーを中心に使うので、シャワーを使いやすくしたい
などです。
リフォームを考えるときは、「今、不便に感じていること」だけではなく、これからどんな使い方をしたいのかも一度整理してみてください。
④「デザインを変えたい」
浴室のデザインも、リフォームを考えるきっかけの一つです。
住宅設備にも、その時代によって流行があります。
もちろん、流行っているものが必ずしも良いというわけではありません。
大切なのは、自分たちが気に入ったものを選ぶことです。
最近のシステムバスは、色だけでなく、壁や浴槽、床、カウンターなど、さまざまな組み合わせができます。
形もいろいろあります。
最近では、カタログやメーカーのホームページだけでなく、SNSから情報を集める方も増えています。
「こんなお風呂にしたい」
「こんな雰囲気が好き」
と思ったものがあれば、スマートフォンに保存しておくのもおすすめです。
それをショールームで見せていただければ、イメージを共有する材料にもなります。
まずは気になるものをたくさん見て、完成後のイメージを膨らませてみてください。
⑤「古くなってきた」
「古くなったから、そろそろリフォームかな」
という方もいらっしゃいます。
ただ、長年使ってきたお風呂には、そのご家庭の生活の一部としての思い出もあります。
何年、何十年と大切に使ってきたものですから、
「新しくすればいい」
と簡単には割り切れないこともあると思います。
だからこそ、すぐにリフォームを決める必要はありません。
最近のシステムバスにはどんなものがあるのか、ショールームを見てみるだけでも新しい発見があります。
「今すぐではないけれど、将来はリフォームするかもしれない」
という段階でも、情報を集めておくことは無駄にはならないと思います。
今のお風呂と新しいお風呂を比べてみることで、これからの暮らしについて考えるきっかけにもなります。
⑥「介護をきっかけに考える」
私の経験上、最近特に増えていると感じるのが、介護をきっかけとした浴室リフォームのご相談です。
ただし、介護が必要になったからといって、必ずしも「お風呂を全部新しくする」必要があるとは限りません。
例えば、
「手すりを1本取り付けるだけで使いやすくなる」
というケースもあります。
浴室の状況や、ご本人の身体の状態、介助するご家族のことなどによって、必要な工事は変わってきます。
手すりや段差解消など、部分的な工事で対応できる場合もありますし、浴室全体のリフォームを検討したほうがよい場合もあります。
また、条件によっては介護保険や各種補助制度の活用を検討できる場合もあります。
「何をしたらいいのか分からない」という段階でも大丈夫です。
まず現在困っていることをお聞かせいただければ、その状況に合った方法を一緒に考えていきます。
「リフォームしたほうがいいのかな?」と思ったら
浴室リフォームを考えるきっかけは、人によって違います。
掃除の大変さだったり、冬の寒さだったり、使い勝手だったり、デザインだったり。
あるいは、ご家族の年齢や生活環境の変化がきっかけになることもあります。
大切なのは、「古くなったから新しくする」というだけではなく、今のお風呂で何が気になっているのかを一度整理してみることだと思います。
「ここがもう少し使いやすければいいのに」
「冬のお風呂がもう少し暖かければ」
「掃除がもう少し楽になれば」
そんな小さな不満でも構いません。
そこからリフォームの方向性が見えてくることがあります。
そして、すぐに工事をする必要もありません。
ショールームを見たり、施工事例を見たり、私たちに相談してみたりしながら、少しずつ考えていけば大丈夫です。
これまで使ってきたお風呂を大切にしながら、これからの暮らしをより快適にするにはどうしたらいいのか。
私たちは、そんなところから一緒に考えていければと思っています。
浴室のことで気になることがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。